諏訪市内西山地域における土石流発生可能箇所の調査(2回実施)

諏訪市西山地区土石流発生箇所調査を行いました.諏訪地区は朝は涼しく長袖を羽織ろうかという感じですが,日中は暑い!それでも先週の長野市内よりは快適です.長野市内は400m,茅野市は800mというのもありますでしょうか・・・.

今回は西山地区でも貴重な伝統的山地と谷の保護手法を見ることができました.これは今でいえば,砂防ダムや土止め工に相当するもので,急斜面の谷を部分的に緩斜面にすることで小規模な土石流や斜面崩壊はここで止めることができます.

また,谷の真ん中に大木があることも多く,最近(100年位か?)は大規模土石流がなく,このような大木も砂防ダムや土止め工の代わりとして一役買っているようです.

しかし,いずれにしても200年確率の豪雨土石流ではこれらも流されてしまう可能性があり,根本的な対策もやはり必要なようです.

写真写りより急傾斜で,傾斜は40度程度.安息角ギリギリであり斜面は不安定.

斜面には倒木が多く,また植生も成長しない.これはシカの食害だったり斜面が急傾斜で安定していないこと,など複数の理由がある.

棚入れは,歴史のある素晴らしい技術で地域の方の努力がうかがえます!小規模な災害の多くはこれで防ぐことができます.一方で,100年や200年に一度の豪雨に伴う崩壊では,これで耐えられるかわかりません.

沢の頭頂部は,これからも崩れる可能性を備えています.急傾斜であることや地下水の噴出がそれらの内的要因を示しています.

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