先日,信州大学名誉教授の山寺喜成先生のご自宅を訪問させていただきました.山寺先生は,専門は緑化工学,自然修復再生学,森林保全学,治山砂防学をご専門とされ,特に急勾配斜面等荒廃地に対する播種工による早期樹林化の研究の第一人者でもあります.
京都大学防災研 松澤先生と長野県林務課のSさまとご訪問させていただきました,お二人は古くからのお知り合いでしたが,私は初対面で,諏訪に住むものとして,一度ご挨拶したいと思っていたのがかないました.
山寺先生は88歳になられたという事でしたが,非常にお元気で,私が公立諏訪東京理科大学であることに対して,諏訪地域の防災がまだまだ十分でないことを踏まえて今後の期待したいと言っていただき,身が引き締まる(単にプレッシャーか?)思いでした.また,山地内での地下水や表流水の挙動についてご教授いただき,非常に勉強になりました.塩嶺累層という少々複雑な岩相を持つ火山岩に広く覆われるこの地域は,今後の土砂災害の発生のリスクは依然として高いと思われます.たまたま豪雨のスパンが長いだけですので,地質学や地形学だけではなく,森林や植生の知見も加え崩壊しない山林を確保することが、非常に重要だと改めて思いました!


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