先日,京都大学防災研究所と岡谷組との共同研究の一環として,「土石流の前兆現象ゴロゴロ音を探知する」実験を行いました.会場は塚原石材産業の辰野工場をお借りして実施しました.
2021年以発生した茅野市高部の土石流災害では,土石流が発生する前に,谷埋め堆積物が 先行して流出し「ゴロゴロ音」が鳴ったことが報告されております.住民の皆様はこの音は,地域伝承として土石流の伝承が伝わっていたため,死者ゼロで済んだと言われています.このようなゴロゴロ音は,2018年の広島県豪雨災害でも伝えられています.共同研究ではこのような伝承を実際の数値で示すことができれば,早期避難に一役買うことができると考えており研究を進めています.
実験は京都大学防災研究所 林先生の地震計と公立諏訪東京理科大学で購入したRasberry Pi Shakeも用いて行いました.
岡谷組さんは,バックホウを用いて複数の種類の礫の落下や引きずりを行っていただきました.
実際の災害時は様々なノイズを含みますが,本実験では比較的ノイズの少ない状況での実施となりましたが.礫同士がぶつかる音は生々しく,実際に聞いたことがある方も,このような音だと思う,とおっしゃられ良い実験ができたと思います.





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