国立中正大学(台湾)において, 2026年6月14日~17日まで開催されました.
日本からは,Engineering Geology分野に4名が参加しました.
この会はTSRMEGの招待によるもので,昨年に実施された北海道での若手技術者交流会の2026年版に相当します.そのため韓国からは3名の若手技術者の発表がありました.
日本の発表者のうち2名は若手技術者で,国際航業(株)の木村凛太郎さんと公立諏訪東京理科大学の修士1年の竹田京平さんが発表しました.
発表は渡航翌日の15日午後に行われ,台湾らしく活発な質疑が行われました,上記の若手2名も英語の発表は初めてであるにもかかわらず,セッション終了後は,ほかの参加者と議論を行うなどお互いによい刺激となったようです.
シンポジウム自体は原則中国語で実施されていましたが,いくつかのキーノートとEngineering Geology分野は英語で開催されました.


18日の夜はバンケットが行われ,昨年と同様に途中からは大カラオケ大会となりました,特に今回のバンケット会場は中正大學の体育館(参加者は500名!)だったこともあり深夜2時まで続いたとのこと.
また19日の夜には,台湾TSRMEG,韓国KSEG(会長の白(Baek)博士,Park博士)と懇親会が行われました.ここでは,若手技術者交流会の継続と,今年11月のIAEG Congress に関する話題などについて共有しました.

巡検も開催され,当初草嶺地すべりの予定でしたが,連日の雨によりキャンセルとなり,会場(嘉儀市)に近い梅山断層の視察となりました.梅山断層は有史以降複数活動している断層で,最も古い記録では1907年に活動しています.その後派生断層も含めて活動しており,近年では,断層分布把握のためのボーリング調査が行われていました.5か所ほどの観察地点では,地形的に変動が認められる場所や,ボーリング地点,構造物に影響を与えている箇所や正断層(ノンテクトニック断層の可能性も?)の良い露頭を視察しました.この巡検も中国語でしたが,説明者は英語も堪能であったため,適時質問させていただき,理解を深めることができました.




今後も,若手技術者交流会は,形は変わりながらも継続していこうということで合意しました.実際にこのような交流は近隣諸国でのEngineering Geologyの知見が深まり,予想の難しい災害の理解への刺激になると思います.また,アカデミック,企業にかかわらず,国際的に発表できる機会は多くなく,貴重な機会となります,さらに業界のネットワークも深まり,個人的なだけではなく企業活動でも役に立つとも考えることができます.ぜひ今後もご協力お願いいたします.



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